どうも、きむかつです。
今日は、
僕がなぜ、コンサルタントではなくブラックジャックになったのかというテーマでお伝えしたいと思います。
セミナー講師、コンサルタントと、きむかつの仕事の違いについては【こちらの記事】で詳しく書いてますので、合わせて読んでみてください。
僕は今でこそ、仕事の依頼をいただいたり、自分で沖縄移住して自分で起業したりして何とか元気に生き延びていけるほどになっていますが、もともとは、本当に何の取り柄もない、むしろ社会人としては「邪魔者扱い」「ダメ野郎扱い」をされ、会社からもお客さんからも「使えないやつ認定」されていました。
取り柄もないどころか、ダメなところだらけで、いろんな人に不快な思いをさせたり、迷惑をかけまくっていました。
そんな何の知識も実力も持ってない、会社からも「使えない扱い」されていて「もう会社もやめてやる」みたいな現実逃避のダメダメな状態からどうやって沖縄移住して起業するに至ったのか。
今回はそんなお話をして行きたいと思います。
残念すぎるほど仕事ができない社会人
僕は2016年くらい、当時ちょうど30歳の頃にビジネスを猛烈に勉強し始めました。
で、2020年に自分が個人で始めたビジネスでのサービスをリリース当初3名ご成約をいただき、関わったクライアント全員の売上・成約率がアップしました。
ここまでなるには数年かかりました。「すごい」「才能がある」と言ってもらえることもたまにありますが、まず大前提として、本当に僕に才能はないし、もっというと、ビジネスにすごさも才能もいらない。すごさも才能も関係ないんです。これをまず知っておいてください。
で、僕はそもそもなぜビジネスを始めたのか?って結構聞かれるんですが、これ、理由としては2つあって、
①もともと仕事ができなすぎて毎日が超きつかったから
②「助けてもらうことでしか助からない人」もいるから
この2つです。
そのエピソードについてお話ししますね。
僕は新卒で、運良く、一般的にいう優良企業に営業マンとして入社することができました。
友達や親戚、周りの人からも
「その会社なら将来安泰だね」
「いい企業に就職できてよかったね」
「頑張って出世して偉くなれるといいね」
みたいな励ましの言葉をいただきました。
で、実際入社してみたら本当に待遇もいいし、営業先に優しいお客さんも多いし、残業代も出る、パワハラとかもない会社でした。
ここで頑張ろう!
そう思って最初全然売れないところから、かなり腹をくくって頑張ってきました。
ただ僕は、人と仲良く話したり人に何か提案して販売するなんてもともと全然得意ではなくて、というかむしろすごく苦手で、自己紹介も、商談や提案もかなり下手くそで、全くと言っていいほど、誰からも相手にされませんでした。
姿勢とか見た目も良くないし、別に愛想がいい感じでもないし、ビシッとジャケットが似合ってて爽やかな感じでもない、そんで話も面白くないやつに誰が興味持つんだ。
みたいな状態だったわけです。笑
当時の手書きでメモした、自分の営業活動の記録を見返すと新人の時は、600回連続で商品提案して、全て断られたこともありました。
話も上手くないとか、プレゼンが下手とか、そういう次元じゃなくかなり痛いというか、600回連続ってどんだけ学習しねーんだ僕はって感じですが。
それでも一生懸命商品サービスの良さを話しても興味を持たれない、売れない、そんな世の中に貢献できない会社員でした。
売れなすぎて何したらいいか分からないから仕事が本当できなくて、毎日会社行くのも嫌でした。「また今日も売れてないの?」と鼻で笑われたり、売れなくて自分を責めまくったり「給料泥棒」扱いされてバカにされていました。
自分の会社の商品もとてもいいし、どちらかというと売れやすいものを販売していたと思いますし、みんなは当たり前かのように売れているのに、僕だけ売れていない状態です。
同じ会社の人からも、
「今日も売れないんだ、可哀想・・・苦笑」
みたいな視線を感じて、すごく情けなかったです。
できないなりに努力もしたのに、、
そんな自分を変えたくて頑張ってたくさん勉強もしました。
・どうやったら営業が上手くなるのか?
・興味を持たれる話し方とは?
・トップ営業になるためのルールとは?
・商品を販売するための考え方・・・
本を買ったり、動画をみたり、
本当に一生懸命勉強しました。
でも、頭ではわかっているのに、実際売れるようにはなりませんでした。
熱意を込めろって本で読んだから、熱意をこめて張り切り、張り切れば張り切るほど、お客さんからは気持ち悪がられて、「本当ウザいから帰ってくれ」とか、「もううちに営業に来ないでくれ」とか、そういうことを言われたこともありました。
もう、自信を無くしまくってて、お客さんところに行くのが嫌でした。かなりビビっていました。営業マンなのに。
売れない上にお客さんからは「必要ない」むしろ「会いたくない」「来ないでくれ」なんて言われて、その度に心折れてました。当時の僕は。
そんな絶望的な僕のことを助けてくれた人
で、ある時、またま営業の恩師的な人との出会いがありました。
その人は、毎日僕のお客さんのところに一緒に来てくれて、
僕の代わりにお客さんと話して、提案してくれて、
販売するところまでを全部やって見せてくれたのです。
しかも、「お前は勉強不足だ」とか「結果出したいならもっと言われた通り行動しろ!」とかそういうことを一切言わず、淡々と成果が出ていく環境を体験させてくれました。
僕は人より覚えが悪くなかなかすぐに上手くできなかったので何度も何度も。
僕も自分から同行させてもらって実際に商談をやってるのを
何度も見て、質問しまくり、一字一句メモしたり、トークを録音させてもらって通勤中に当時iPodで何度もその人のトークを聞いて丸暗記したり、必死に学び、自分に落としこみました。
そんな風に改良を重ねて、トークを磨いて、質問して教えてもらったり、実際にやって見せてもらったりしながら
会社内では、1年しないうちに僕もなんとか「売れる営業」と呼ばれるような人になることができました。
数年後にはトップ営業で表彰されたこともありました。その人と出会う前から比べると、年収も3倍以上になりました。
トップセールス表彰されて年収は増えたけど、、
僕は、もちろん大変な時期が長かったからその分成果が出て嬉しかったんですが、それと同時に、
「この人に助けてもらえてなかったら、僕はいったいどうなっていたんだろう・・・」と思いました。
いや、、多分販売の仕事とか営業の仕事とかはとっくに諦めて、違う仕事してたなと。
かなりやばくね?ってゾッとしました。
もちろん僕も必死にやったのもありますが、明らかに売れるようになるために知らないといけないこととか、そういうのを全く知らなくて、そういうのを知ってからは、すごい売れるようになったからです。
本とか読んで話し方とか色々ノウハウは勉強してましたが、そんなのは枝葉のことで、大事な根幹の部分のことをあまりにも知らなすぎたのです。
商品やサービスがなんであれ、モノが売れるということの本質を知ってるか知らないかって、自分がどんな職業だとしても人生まるで違くなっちゃうな。
こわっ。
って、思いました。
本当に僕、この人に助けてもらってなかったらとっくに「売れるわけねーだろー!」って諦めて、やめて違う仕事やってましたよ、おそらく。
なのにある人の手助けによって、トップセールスになるくらい売れるようになるって。なんで誰かもっと早く、助けてくれなかったんだよ!って気分になりました。
人のせいにすんなって感じですが、実際その時は本当にそう思ってしまいました。
僕みたいにはなってほしくなかった、、
もちろん他の僕も、周りの人たちは、そんな当時の悩みまくっている僕のような営業マンになってほしくなかったわけです。
幸い僕はその時の勢いで出世をしていたので、周りにアシスタントとか後輩の営業マンたち、自分のチームのメンバーが10人くらいいました。
みんなに売り上げが上がるようにアドバイスしたり、実際に自分が手伝ったりして、悩んでいる営業マンを助けたり、同じ部署ではない違う職場の営業マンの相談に乗ったりし始めました。
そうやって人をサポートして行くうちに、
自分が売れるより、周りの人がどんどん売れるようになることや、今までできなかったことが、できるようになったり、そういうのをサポートするのが楽しいと思うようになりました。
できないことができるようになった時の表情とか、物事が上手くいくようになった時の笑顔とかがすごく好きで、人の成長に関われるってめちゃ楽しい!
そう、思ったんです。
で、僕もそうだし、そういう集客や営業で悩んでいた営業マンたちでも、どうしてもダメな場合、初めは信頼できる人に代わりにやってもらったり、助けてもらいながらでも成功体験を積んで、正しく努力できれば、みんな数ヶ月〜半年という期間でも変わっていけるんだということを、僕は自分自身の経験から、何度も身をもって知らされたのです。
横展開してもっと多くの人に、、、
いやこれを、ここだけで留めておくのはもったいなすぎる!何とかこの「人を売れるようにできる知識やスキル」を、会社外の人とかにも、もっとたくさん横展開できないものかと考えるようになりました。
それが、僕がクライアントのサポートを始めたきっかけです。
SNSを使ったり、LINE@を使ったり、メルマガを使ったり、情報発信しながら、本業の給料、副業含め、稼いだお金のほとんどを知識や情報を得るのに使いまくって、勉強を続けて、どんどんすごい人たちに会いにいきました。
そんな中、今度は起業・ビジネスにおいても師匠的な存在の人と出会い、会社員とは全く違う、お金の作り方や、紹介のメカニズム、本当に上手い人がやってる情報発信やビジネスの本質などを教えてもらうことができ、商品サービスの作り方を教えてもらいました。
初めはモニターでお金をもらわずに何人も必死でサポートしていきました。
初めはお金をもらっていなかったけど、実際にサポートした人たちの成果が上がっていったので、この知恵やスキルは横展開できるんだ!ということが「確信」になりました。
そこから、それを実際にお金をいただいてリリースしたり、空き時間のほぼ全てを、勉強やクライアントのサポートやフォローに使い必死に実績を重ねていってます。
とにかく有料無料に関わらず、必死にクライアントさんをサポートしていくと
「これはうまくいった、いかなかった」
「これは必要だった、必要ではなかった」
みたいなことがさらにたくさんわかってきました。
なのでその知識や経験で、もっともっと多くの人の役に立ちたい、僕じゃなきゃできないことで力を発揮したい。
本気で思い、当時助けてもらった営業の師匠にも感謝を告げて、
「あの時の僕みたいに、販売ができなくて悩む人たちを全力で助ける仕事をします。」
そう約束をして、会社員を辞めて、起業をしました。
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これが僕のダメダメだった会社員から、
起業に至るまでのお話です。
僕が大事にしていること
僕が大事にしている価値観は「人助け」です。
自分を助けてくれる人との出会いによって、人は何歳からでも人生を変えていけると僕は本気で信じています。
なぜなら僕自身が「人から助けてもらうこと」によって人生を変えていった1人だからです。
大事なのは手段ではなくて助かるかどうかで。話を聞いたり、アドバイスをもらって自力でも助かるって感じのスペックの高い人は、この世にあふれかえるコンサルタントや講師の中から良い先生を選んで、そこででしっかりアドバイスもらったりしながら助かればいい。
「すごい成功者」はあちこちにいますので。
でも、僕が一番大事だと思うのは、いい話を聞くことでも、いいアドバイスをもらうことでもなくて、実際に助かるかどうかです。
そういう講座やセミナー、個別のアドバイスだけでは実際に助からない人もいるわけで、、僕はそういう人たち向けに
「自分でやるのが難しければ、僕が手伝います」
というサービスを提供しています。
僕自身これから先も、人を助け、人から助けられ、人生をどんどん変えていくはずです。
人助けって色々あって、例えば少し話をするだけでも人生を変わるきっかけになることもあるし、数百円の本との出会いで人生がいい方向に変わることもあります。
本当につきっきりで看病してもらって助かる人もいます。いずれにしても現実が変わらないのは、昔の僕みたいに自分を「ベストな形で助けてくれる人」に上手いこと出会えていないからです。
僕は、良い人・良いサービス・良い商品・良いお店…そういうせっかくちゃんと良いコンテンツ、面白いコンテンツってどんどん世の中に出ていくべきだと思っています。
ビジネスの寿命が短くなっているとか言われる時代になっても、負けないで欲しいんです。そのために僕がせっかく持ち合わせたスキルや知識をフル活用して全力で提供したい。
そう思って起業しました。
人は知らないものになれないし、知らないことはできません。逆に知ってさえいればできることなんて、無限にあります。もちろん僕もまだまだ無知ですが、日々知ってることや出会いを少しずつ増やしてクライアントを助けていけるように、無限にパワーアップしていきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
これが僕が「もう会社もやめてやる」みたいな現実逃避のダメダメな状態から起業するに至った話です。
これからも自分を高め続けて、クライアントのビシネスや商売が上手くいくようにサポートして行きたいと思います。
では今回はこの辺で。
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